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    2019-12

    「Siri」の話で思い出した「いつか海を見てみたい」と話す機械の話


    「Siri」に話しかけると反応が可愛いということが話題になっているようです。

    アップルのホームページを見ると、「いつもと同じ自然な話し方でSiriに話しかけて、したいことを伝えましょう。Siriはあなたの言葉だけでなく、その意味も理解し、音声で返事もします。」と説明されています。

    それで思い出したことがあります。

    もう閉館されていますが、以前、天保山現代館という美術館があり、ここで開催された展示会に「アートの遊園地'98」という体験型の企画展がありました。

    この企画展の1階の入り口を入ってすぐの所に、人と会話できる「コミュニケーション・ゲーム・マシーン」(安部達也作)という展示物が出展されていました。

    話しかけると、マシーンが返事をするのです。友人が「こんにちは」と話しかけると、「こんにちは。今日はどこから来たのですか」との返事。友人は「すごい!」と喜んでいました。

    「今、天保山の海を見てきたの」
    「海って何ですか?」
    「水のたくさんあるところ。ここは海の近くなのに知らないの?」
    「私は機械です。私はここから動くことができないのです。だから海というものを見たことがありません。私もいつか海を見てみたいです」

    友人は「可哀そう」と機械に感情移入していました。ところがです…。

    1階の展示物を見終わって、2階に移動したときに「やられた!」と思いました。そこにあったのは、回答用の「コミュニケーション・ゲーム・マシーン」。

    1階の「コミュニケーション・ゲーム・マシーン」に話しかけている人の顔がモニターで見えていて、それに対して回答用のマシーンを使って、来場者が返事をするというしかけだったのでした。

    さっきの「私もいつか海を見てみたいです」という言葉は、2階にいた誰かにからかわれていたんですね…。

    1998年には、人と機械の会話はこんなお遊びでしたが、それから14年経って、人間が携帯電話と疑似会話できるようになっているなんて、面白いものだなあと思います。

    アイザック・アシモフの「鋼鉄都市」という小説に、「人間とロボットとの区別は、知性の有無の区別ほど意味のあるものではありません」というロボットのセリフが出てきます。

    そのうちに、このセリフがリアルに感じられるような商品が発売される日が来るのかも…と思ったりしています。



    ビルの景色

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