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    ホウレンソウを求めないワケ-「責任転嫁のための報告や連絡は不要」


    ホウレンソウ禁止で知られる会社が岐阜県にある。会社名は未来工業。プラスチックの射出成型で電気設備資材などを作っている会社である。社員は780人。ホウレンソウ禁止ってどういうことだろう?

    未来工業を訪問して、その真意を聞いた。対応してくださった役員の方が言われるには、ホウレンソウ禁止なんてルールはないとのこと。

    「ホウレンソウを禁止した覚えはありませんし、相談については実際には行われています。ただ、報告や連絡を義務づけていないことは確かです。

    特に営業については、機動的な対応で販売機会損失を防ぐために、値引権限も含めて、会社の代表者の権限を持たせています。自分で判断して自分の責任で仕事をしてほしい。

    報告や連絡をしたから、自分の責任じゃないというような仕事の仕方をしてほしくない。責任転嫁のための報告や連絡は不要と考えています」

    確かに、組織で報告、連絡を義務づけている場合、上司に報告、連絡をしたから、自分一人の責任じゃないというマインドになりがち。

    報告、連絡を義務づけていないということは、自分で責任を引き受けることを要求しているということ。自由にも思えるが、責任が重いとも言える。

    一方で、役員の方は、「会社が決めたことの責任を社員にとらせてはいけない」とも言う。

    会社が現住所に移転する時、社員の通勤時間が長くなることを考慮して、勤務時間を45分短縮したのだという。理由は、会社の移転は会社の都合であって、社員の責任ではないからだそうだ。

    社員の人が言うには、「会社の好きなところは、”しようと思うことを自由にやれる”ところ」なのだそう。

    なお、同社は成果主義を採用していない。

    「自分たち(経営層)は賢くないから、人を評価できない。人事考課もいい加減。だって、わからないから」と言う。

    人材育成はOJTのみ。採用は部署ごとに行い、人事部もないそうだ。

    年間休日140日。経常利益率13.7%。なんとも不思議な会社だ。


    未来工業

    社是である「常に考える」という言葉が社内の随所に掲示されている



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