”買ってくれる商品”を創る
「経営者の手帳 -働く・生きるモノサシを変える100の言葉」(坂本光司氏著)の中からの紹介の第二弾。この著書は、著者が出会った経営者の言動から感じたことを100の語録にまとめ、それぞれについて解説したものです。
NO.45 「”売れる商品”ではなく、”買ってくれる商品”を創る。」
「資力が十分にない中小企業は、『必ず売れる商品開発』といった神頼み的取り組みではなく、『必ず買ってくれる商品開発』に取り組むべきである。
両者の違いはどこか?それは、顧客が完璧に見えているか否か、顧客をしっかりと捕まえているか否かである。
中小企業は、ターゲットとするユーザを、研究開発過程そのものに、より深く取り込んでいくことが必要なのだ。」
この言葉は、お客様視点で、「お客様が買いたくなる決定的な理由」を備えた商品づくりの重要性を語っています。商品を作ってしまってから、「販路開拓」をしようとすると、作ってしまった義歯がピッタリはまる歯を後から探すようなもので、苦戦することになりがちです。苦戦ですめば、まだいいのですが、ひょっとして、誰の歯にも合わない義歯を作ってしまったとしたら…?
商品開発においては、ターゲット顧客を定めて、ターゲット顧客に喜ばれるモノづくり、ターゲット顧客がどうしても買いたくなるようなモノづくりをする必要がありますね。
既存商品の販路拡大の際は、まず、今買っていただいている理由を把握して、商品の強みを再認識、整理するところから始めてはいかがでしょうか。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://officeair.blog.fc2.com/tb.php/11-57e60389
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)